「看護師の経験を活かせる副業がしたい」「でも、副業が職場にバレないか心配」「どんな在宅副業がいいのだろう」と悩んでいる看護師の方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、副業を始めたい看護師の方へ向けて「おすすめの在宅ワーク」「失敗しない副業選びのポイント」「副業がバレないコツ」などをお伝えします。
看護師ならではスキルやライフスタイルに適した副業を見つける参考として、ぜひ最後までお読みください。
でも、正直なところ「実は副業に挑戦する暇がない」「効率的に収入を上げる秘訣を知りたい」「そもそも自分のキャリアの正解がわからない」そんな方はYBSAの無料相談をぜひ活用してみませんか?
300人をサポートしてきた現役で活躍する経営者たちが「あなたの本当の理想」を「現実」に変えていくヒントを丁寧に紐解いていきます。
「ひとりでは不安な最初の一歩」をYBSAがしっかりと伴走しますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
一緒に「あなたの未来」をさらに豊かに変えていきましょう。
そもそも看護師が副業をするのは問題ない?

看護師の副業は全面的に禁止されているわけではありません。
ただし、国立病院など公務員として勤務している場合は、国家公務員法や地方公務員法により副業を禁止されています。
(私企業からの隔離)
第百三条 職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。(引用:国家公務員法)
(営利企業への従事等の制限)
第三十八条 職員は、任命権者の許可を受けなければ、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下この項及び次条第一項において「営利企業」という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。(引用:地方公務員法)
最近では看護師の副業関連でこのような事例もありました。

一方、民間の医療法人などに勤務する看護師は法律による副業禁止はありませんが、勤務先の就業規則で制限されている場合が多いので注意してください。
副業をする際は勤務先への「事前の届出」が必要になることも少なくありません。
そのため副業を検討する際は、まず勤務先の就業規則をしっかりと確認しましょう。
看護師で副業をする方法は2つ
看護師が副業をする方法は、大きく分けて2つあります。
- 雇用契約を結ぶアルバイトやパートで副業する
- 個人事業主として副業する
「雇用契約」とは、現在の職場とは別のクリニックでパートやアルバイトとして働き、給与を受け取る働き方です。
一方、「個人事業主」とは企業と業務委託契約を結び、仕事の成果物に対して報酬を受け取る働き方です。
たとえば、一般的に休日に他の病院でパート看護師として働く場合は「雇用契約」ですが、個人で医療関連記事を在宅執筆するなどは「個人事業」にあたります。
どちらの働き方を選択するかで「時間の使い方」や「税金の申告方法」が変わるため、ご自身のライフスタイルに適した方法を検討しましょう。
看護師が副業を選ぶ際のポイント

看護師が副業を選ぶ際のポイントは以下の3つになります。
- 実務スキルに関連する仕事を選ぶ
- 単発日払いバイトは避ける
- 自分の趣味に関連するものは避けたほうが無難
ポイント①実務スキルに関連する仕事を選ぶ
副業を選ぶ際のポイント①は、看護師としての実務経験や専門知識を直接活かせる副業を選ぶことです。
看護師のような専門性が求められる仕事は、誰でもできる仕事ではありません。そのため、報酬も高めで効率的に副業収入を得られます。
さらに専門知識を文章にしたり、人に指導したりすることで知識が整理され、本業のスキルアップにも繋がるというメリットも。
特に、臨床経験を基にした医療コラムの執筆や、患者さんへのオンライン相談などはおすすめの在宅副業です。
キャリアを活かせる副業はやりがいを感じやすく、長期的に継続しやすい傾向もありますよ。
ポイント②単発日払いバイトは避ける
副業を選ぶ際のポイント②は、単発や日払いの肉体労働系の副業は避けることです。
職業柄、看護師の仕事は夜勤や長時間勤務など心身に大きな負担がかかります。
ただでさえハードな本業に加えて、休日にまで軽作業などの仕事を入れてしまうと、十分に体を休めることができません。
疲労が蓄積すれば注意力が散漫になり、本業でミスを犯してしまうリスクも……。
副業はあくまで本業があってこそ成り立つものです。
体力的な負担が少なく、無理なく自分のペースで続けられる在宅副業を選びましょう。
ポイント③自分の趣味に関連するものは避けたほうが無難
副業を選ぶ際のポイント③は内容にもよりますが、趣味に関連する副業は避けたほうが無難でしょう。
なぜなら看護師という職業は、患者さんの生命を預かる「高い倫理観と信頼性」が求められるためです。
日本看護協会が定める『看護職の倫理綱領』では、以下のように記されています。
常に、看護職は、この職業の社会的使命・社会的責任を自覚し、専門職としての誇りを持ち、品位を高く維持するように努める。看護に対する信頼は、専門的な知識や技術のみならず、誠実さ、礼節、品性、清潔さ、謙虚さなどに支えられた行動によるところが大きい。また、社会からの信頼が不可欠であり、専門
領域以外の教養を深めるにとどまらず、社会的常識などをも充分に培う必要がある。(引用:看護職の倫理綱領)
副業が看護師としての信頼や品位に悪影響を与える懸念がある場合は「自分の身を守る」という意味で慎重に検討すべきでしょう。
たとえば、SNSインフルエンサーなどは意図せずプライベートな情報が拡散され、職場や患者さんからの評価に影響を与えるリスクがあります。
看護師としての信頼や品位を守れる副業を選びましょう。
看護師が在宅でできるおすすめの副業7選

看護師が在宅でできるおすすめの副業7選をご紹介します。
仕事内容 | 収入目安 | 向いてる人 | |
ブログライター | 看護師に関する看護師ならではのテーマによる有料noteやブログの執筆 | 0〜30万以上 (成功すれば収益自動化も目指せる) | ・文章を書くことが好き ・コツコツ作業が得意 ・労働収入以外の働き方を求めている |
へのアドバイザー | 看護師を目指す人看護師向けオンライン講座の講師など | 時給1,500〜3,000円前後 | ・人材育成やアドバイスが得意 ・自分の経験を活かしたい |
医療系専門のライター | 医療メディアなど医療に特化した専門Webライティング | 文字単価2〜10円(スキルによる報酬の幅が広い) | ・自分のスケジュール重視で在宅ワークしたい ・医療の専門知識を活かしたい |
医療系SNS運用 | 美容クリニックなどのInstagram作成・SNS運用 | 月10万〜 (案件により報酬の幅が広い) | ・SNSを普段から活用している ・デザインや動画編集に関心がある |
メディカル翻訳・添削 | 海外の医学論文や医療文献の翻訳 | 1文字4〜10円(和訳) 1文字15〜30円(英訳) 1文字5〜10円(英文校正) | ・英語が得意 ・海外の最新の医学に関心が高い |
メディカルリサーチ | 医療に関する専門的なデータ収集やアンケート収集 | 時給1,000〜2,000円 | ・在宅ですきま時間に副業したい ・手軽さ重視 |
オンライン健康相談 | zoomやチャットによるオンライン上での医療相談 | 時給2,000〜4,000円 | ・完全在宅ワーク希望 ・傾聴力を活かしたい |
看護師に関するブログライター
看護師としての経験や知識を発信するブログライターは、自分のペースで始められる在宅副業です。
看護師の日常や勉強法・キャリアの悩みといったテーマは、同じ境遇の看護師や看護学生から高い需要があります。
「新人看護師時代の乗り越え方」といった自身の体験談を記事にし、アフィリエイトなどの高収益に繋がる可能性もありますよ。
上手くいけば、一度書いた記事が半永久に自動で収益を生み続けることも!
文章を書くことが好きで、自分の経験を誰かのために役立てたいと考える方に向いている副業です。
ただし、ブログが収益化するまでは時間がかかるので、即金性を求める場合はブロガーよりもライターをおすすめします。
看護師を目指す人へのアドバイザー
看護師を目指す人に対して、オンラインで学習や進路相談に乗るアドバイザーはやりがいの大きい副業です。
在宅でできる看護師向けオンライン講座の講師なども、この仕事に含まれます。
国家試験の対策や実習の乗り越え方など、経験者だからこそできる具体的な助言は非常に価値があります。
誰かのサポートや人材育成に喜びを感じる方には最適な副業です。
医療系専門のライター
医療メディアの記事を執筆する医療系専門のライターは、高単価を狙える在宅副業です。
正確な医療知識が求められるこの分野では、看護師資格を持つライターは非常に重宝されます。
また専門性が高いため、1文字あたり2~10円と高い相場傾向にあります。
医療系SNS運用
クリニックや美容関連企業のSNSアカウントを「看護師の視点」から運用代行する仕事も将来性のある在宅副業です。
SNSでの情報発信が重要視される現代において、信頼性の高い医療情報を発信できる看護師は企業に大きく貢献できます。
プライベートでもInstagramなどのSNSが得意で、マーケティングに興味がある方におすすめの副業です。
メディカル翻訳・添削
語学力に自信のある看護師であれば、海外の医学論文や医療文献の翻訳はおすすめの副業です。
医療分野の翻訳は専門用語の深い理解が必要なため、医療知識と語学力を兼ね備えた人材は希少価値が高く、高収入が期待できます。
語学が得意で正確にコツコツと続けることが苦にならない方にとっては、大きな強みを発揮できる副業でしょう。
メディカルリサーチ
メディカルリサーチとは、製薬会社などが実施する医療に関する専門的なデータ収集やアンケートに貢献する副業です。
時給は1,000円〜2,000円程度が相場と言われています。
リモートワークが基本のため自分のペースで仕事ができ、小さなお子さんを持つママナースに人気がある在宅副業です。
オンライン健康相談
オンライン健康相談は、看護師としての知識を存分に発揮できる在宅副業として人気です。
看護師としての医療知識を活かせるだけでなく、日頃の患者さんへの対応で培った傾聴力や対応力も発揮できます。
一人で在宅でコツコツ作業するよりも、誰かと話したい人におすすめの副業でしょう。
看護師が副業をする前に必ずやるべき3つのこと

看護師が副業を始める前に必ずやるべき3つのことは以下になります。
- 働いている病院の就業規則を確認する
- 突発的に副業を始めない(情報収集に時間をかける)
- 周りの看護師に何をしているかヒアリングする
働いている病院の就業規則を確認する
副業を検討する際に、何よりも先にやるべきことは、勤務する病院の就業規則の確認です。
就業規則に違反した場合は、減給や出勤停止だけでなく、懲戒解雇といった重い処分を受ける可能性があります。
- 副業禁止
- 許可制
- 届出制
など病院によってルールはさまざまですので、就業規則はしっかり確認しておきましょう。
どの項目を確認すればよいか分からない場合は、「服務規律」や「兼業」に関する記載を参考にしてください。
突発的に副業を始めない(情報収集に時間をかける)
魅力的に見える副業案件を見つけたとしても、始める前に必ず情報収集をしましょう。
突発的に副業を始めてしまうと、「想像よりも報酬が低い」「本業との両立が大変で体調を崩した」といったトラブルになりかねません。
具体的な情報収集の方法としては、「平均的な単価」や「実際にその副業をしている人の評判や口コミ」を探してください。
無理なく続けられるかを冷静に情報収集して、しっかり計画を立てることがポイントです。
周りの看護師に何をしているかヒアリングする
もし可能であれば、すでに副業をしている看護師の同僚などからリアルな情報を教えてもらいましょう。
なぜなら、同じ看護師という立場で働く人の副業実体験は、ネットで調べる情報よりも信頼性が高いからです。
- 本業との両立について
- 確定申告の有無
- どんな点に苦労しているか
などを参考に、自分が副業を始める際の具体的なイメージに役立てましょう。
先に副業を始めた人の成功例や失敗談は、最良の参考書ですよ。
看護師以外の副業を検討している方はYBSAの利用がおすすめ

YBSAは、
・収入をもっと増やしたい
・いつかは自分のビジネスを立ち上げたい
・何から始めればいいかわからない
そんなお悩みを持つ方に向けて、実践的なコンサルティングを提供しています。
現役で活躍する経営者が、ビジネスの基礎からステップを踏んで丁寧に指導。
自分のペースで進めながら、収益化を目指せる環境が整っています。
イベント参加や個別相談、福利厚生制度を通じて、「やってみたい」を「できる」に変えていくサポートも充実。ひとりでは不安だった最初の一歩も、YBSAが一緒なら踏み出せます。
まずはLINE登録で、無料相談から始めてみませんか?
看護師の副業に関するよくある質問

ここでは、看護師の方が副業を始めるときによくある質問について解説します。
- 看護師の副業は手渡しだとバレない?
- 看護師に一番おすすめの副業は?
- 看護師が副業をする際に利用すべきおすすめのサイトは?
看護師の副業は手渡しだとバレない?
結論から言うと、報酬が手渡しでも、副業が職場にバレる可能性は十分にあります。
職場に副業が知られる最も多いケースは住民税です。副業で所得を得ると、その分住民税も増加します。
本業の給与から支払われる住民税額が不自然に高いと、経理担当者から疑問を持たれる可能性はあるでしょう。
また、支払者側は税務署に「誰にいくら支払ったか」を報告する義務があります。
手渡しだから大丈夫という安易な考えは持たず、適切な対応が必要です。
看護師に一番おすすめの副業は?
多くの看護師におすすめな副業は、やはり「看護師の専門知識や経験を活かせる在宅ワーク」です。
看護師という専門職の知見は市場価値が高く、一般的な仕事よりも高い報酬を得られます。
さらに、在宅ワークであれば不規則なシフトや夜勤がある看護師でも、自分の予定や体力に合わせて働けるのが魅力!
看護師の経験が直接活きる副業を選び、本業のスキルアップにも繋げていきましょう。
看護師が副業をする際に利用すべきおすすめのサイトは?
副業を探す際には、信頼できる大手のクラウドソーシングサイトや看護師専門の求人サイトを利用をおすすめします。
- マイナビ看護師
- レバウェル看護
- Indeed(インディード)
- クラウドワークス
- ランサーズ
看護師資格を活かした副業を探すのであれば、医療業界に特化した求人サイトを活用すると好条件の案件を見つけやすいです。
一方で、医療系ライターや医療系SNS運用といった「看護師資格を補助的に活用する在宅副業」に挑戦したい場合は、案件数が多く、未経験でも始めやすい「クラウドワークス」や「ランサーズ」がおすすめです。
まずは複数のサイトに登録し、自分に適した仕事内容や条件の副業を探してみましょう。
【まとめ】看護師の副業はリスクが高いため転職をしよう
本記事では看護師におすすめの在宅副業や注意点などを解説しましたが、もし収入や働き方に根本的な不満があるなら、副業ではなく「転職」も視野に入れましょう。
副業は本業に加えて、時間と労力を費やすため心身の負担は大きいです。さらに、看護師は副業に対して就業規則が厳しいという現状も。
副業は問題を一時的に和らげる対症療法に過ぎず、根本的な解決にはなりません。
そんなとき、解決の手段のひとつとして「YBSA」の活用がおすすめです。
YBSAでは「あなたの本当の理想」を「現実」に変えていくサポートが充実しています。
自分だけでは気付けなかった「あなたの眠っているスキルの棚卸し」や「ひとりでは不安な最初の一歩」をYBSAがしっかりと伴走します。
まずはLINE登録で、無料相談から始めてみませんか?