「定年後の生活を考えると、年金だけでは心配」「体力的に無理なく、在宅でできる副業で収入を増やしたい」このように、将来のお金の不安や働き方への悩みを抱えている50代の方は意外と多いです。
実は、50代から無理なく始められる在宅の副業がたくさんあるのをご存知でしょうか?
そこで本記事では、50代から在宅副業がおすすめな理由から、あなたに適した副業の選び方・具体的な始め方3ステップなどを解説します。50代からの新しい挑戦は決して遅くありません。ぜひ最後まで読んでください。
「自分らしい働き方を具体的に知りたい」という方は、こちらのYBSAの無料相談を活用してみませんか?
300人以上をサポートしてきた現役で活躍する経営者たちが「あなたの本当の理想」を「現実」に変えていくヒントを丁寧に紐解いていきます。
「ひとりでは不安な最初の一歩」をYBSAがしっかりと伴走しますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
50代からの在宅副業がおすすめな理由3つ

50代から在宅副業を始めるおすすめの理由は、収入・働き方・キャリアの3つの面でメリットがあるからです。
- 収入のピークアウトに対処できる
- 働き方の多様化で体力的負担が少ない
- これまでのキャリアや経験を活かせる
収入のピークアウトに対処できる
在宅副業は、50代が直面する経済的な不安を解消するために最適な方法のひとつです。なぜなら、50代は役職定年などで収入が伸び悩んだり、ピークアウトしたりと収入が頭打ちになりやすい時期です。
しかし、子どもの教育費や親の介護費・自身の老後資金の準備など、経済的な課題はまだまだ残っています。たとえば、近年話題になった「老後2000万円問題」を覚えていますでしょうか?

「老後2000万円問題」とは、2019年に金融審議会の報告書で「年金のみでは生活費が毎月約5万円不足し、30年間で総額2000万円不足する」と試算されたものです。この報告により「年金だけでは暮らせない」という不安が広がり、老後資金への備えの大切さがクローズアップされました。
こういった背景からも、50代からの在宅副業は将来への経済的な不安を解消にも役立ちます。
働き方の多様化で体力的負担が少ない
近年、テレワークという働き方が広く浸透し、時間や場所に縛られずに仕事ができる環境が整いました。これは、体力的な変化を感じ始める50代にとって大きな追い風といえるでしょう。

2025年に総務省が発表した「テレワーク関係府省連絡会議」によると、今後もテレワークの普及を促していくと述べています。電車での通勤や長時間の立ち仕事といった身体的な負担がなく、在宅でリラックスして業務に取り組めるのは嬉しいですね。
こうして在宅ワークが浸透し、無理なく働ける環境が整った今なら、50代からでも安心して副業にチャレンジできるでしょう。
これまでのキャリアや経験を活かせる
50代の大きな強みは、長年の経験で培った豊富な知識やスキルを副業に活かせる点です。たとえば、
- 専門性
- 問題解決能力
- コミュニケーションスキル
などは、仕事や人材教育において非常に価値のある資産と評価されています。厚生労働省でも、積極的にミドルシニア採用を促す取り組みを強化中です。50代だからこそ提供できる経験やスキルを、在宅副業に活かしましょう。

50代からの在宅副業の選び方3つ

ここでは、50代の方が在宅副業を選ぶ際のポイントを説明します。ぜひ、在宅副業の目的や目標金額に適したタイプを参考にしてください。
- お小遣い・生活費の足しタイプ
- 経験を活かす・やりがいタイプ
- 新しいスキルで生涯現役タイプ
お小遣い・生活費の足しタイプ
気軽に在宅副業を始めたい50代の方には、専門スキルがなくても「すきま時間」に取り組める副業がおすすめです。
仕事名 | 仕事内容 | 収入目安 | 特徴 |
---|---|---|---|
データ入力 | ・企業リストや顧客名簿のデータ入力・更新作業 ・ECサイトの商品情報(商品名・価格・説明文など)のデータ入力 | ・時給換算:900円〜1,200円程度 ・文字単価:0.1円〜 ・件数単価:1件あたり数円〜数十円 | ・単純作業の案件は単価が低い傾向・正確性やスピードが求められる専門的な案件は高単価な傾向 ・未経験やキャリアブランク歓迎が多い ・特別なスキルが不要な案件が多く、未経験からでも始めやすい代表的な在宅ワーク ・仕事内容は単純作業の繰り返しであることが多く、人によっては飽きやすい ・納期内であれば、自分の好きな時間・ペースで作業を進められる場合が多い |
コールセンター・カスタマーサポート | ・顧客からの電話での問い合わせ対応 ・メールやチャットでの問い合わせに対応 ・既存顧客への新サービス案内やアンケート調査の電話発信 | ・時給:1,200円〜1,800円程度 ・アポイント獲得数などに応じて成果報酬が付くこともあり | ・研修やマニュアルが用意されているため、未経験でも挑戦しやすい ・コミュニケーション能力が必須 ・時にはクレーム対応など、精神的な負担を感じる |
オンライン秘書 | ・経営者や個人事業主のスケジュール管理 ・資料の作成サポート ・経費精算などの経理補助業務 | ・時給:1,200円〜2,000円程度 ・月額契約:月3万円(稼働20時間まで)など | ・一度契約すると長期的な関係になりやすく、安定した収入に繋がる ・これまでの事務職、秘書、営業アシスタントなどの社会人経験を活かせる ・業務を同時にこなすマルチタスク能力が必要 |
経験を活かす・やりがいタイプ
これまでのキャリアや知識を活かして、やりがいを感じながら働きたい50代の方には、専門性を発揮できる在宅副業が向いています。
仕事名 | 仕事内容 | 収入目安 | 特徴 |
---|---|---|---|
Webライティング | ・Webサイトに掲載されるコラム記事やブログ記事の執筆 ・特定のテーマ(金融・美容・不動産など)に関する専門的な解説記事の執筆 | ・文字単価:1円〜5円以上(※未経験の場合は文字単価0.5円〜1円程度からのスタートが多い) ・記事単価:1記事あたり5,000円〜 | ・パソコン一台あれば始められるため、初期投資がほとんどかからない ・納期さえ守れば、働く時間や場所を自由に選べる |
コーチング・カウンセリング | ・対話を通じて、目標達成や自己実現に向けた行動計画の作成をサポート ・悩みや不安に寄り添い、対話を通じて心の整理を手伝い、精神的な負担を軽減するサポートをする | ・セッション単価:1回(60分)あたり5,000円〜20,000円 | ・Zoomなどのオンラインツールを使用し、在宅で1回あたり45分〜60分程度の面談を実施 ・単発の仕事ではなく、クライアントと継続的な信頼関係を築くことが収入の安定に繋がる ・自身の豊富な人生経験や、困難を乗り越えた経験そのものが大きな強みになる ・管理職経験や部下の育成経験、子育ての経験なども活かすことができる |
オンライン講師 | ・Zoomなどを用いて在宅でマンツーマンまたは少人数グループでのオンライン講義 ・「MOSH」などのスキルシェアプラットフォームに登録し、自分の講座を販売 | ・講座単価:1回(60〜90分)あたり3,000円〜15,000円程度 ・人気講師になれば、より高額な連続講座などを販売も可能 | ・仕事で培った専門スキルや、長年の趣味で極めた知識を直接収入に変えることができる ・受講生の成長を間近で見ることができ、「ありがとう」と直接感謝される機会が多い |
新しいスキルで生涯現役タイプ
将来的に高収入を目指し、生涯にわたって活躍したい50代の方には、需要の高い専門スキルを新たに習得する在宅副業がおすすめです。
仕事名 | 仕事内容 | 収入目安 | 特徴 |
---|---|---|---|
Webデザイン | ・企業のホームページや、商品紹介用のランディングページのデザインする ・Webサイトで使用するロゴやバナー、アイコン画像を作成 | ・バナー作成:1点 5,000円〜 ・ランディングページ制作:1ページ 10万円〜 ・Webサイト全体のデザイン:1式 20万円〜 | ・学習が必要ですが、一度スキルを身につければ年齢に関係なく長期的に活躍できる(女性に人気の在宅副業) ・新しいデザインやツールを学び続ける姿勢が必要 |
動画編集 | ・YouTube動画の不要な部分をカットし、見やすいように繋ぎ合わせる ・テロップ(字幕)や効果音、BGM(背景音楽)を挿入する ・Instagramのリール動画やTikTok用のショート動画を作成・編集する | ・YouTube動画編集(10分程度):1本 5,000円〜20,000円 ・ショート動画編集:1本 3,000円〜10,000円 ・企業PR動画:1本 5万円〜 | ・動画コンテンツの需要が爆発的に伸びており、非常に将来性が高いスキル ・動画の視聴者を飽きさせないための、テンポの良い構成力や演出力が求められる ・Adobe Premiere Proなどの専門ソフトの取得が必須 |
インスタ運用 | ・企業や店舗のInstagramアカウントの代わりに、投稿内容の企画や作成を行う ・Canvaなどのデザインツールを使い、フィード投稿やストーリーズ、リール動画を作成 ・カウントに寄せられるコメントやDMへの返信対応 | ・月額契約:1アカウントあたり月額3万円〜15万円 ・業務範囲(投稿作成だけか、戦略立案や分析まで行うか)によって報酬は大きく変動 | ・単に投稿するだけでなく、企業の売上や認知度アップに貢献するマーケティングの視点があると良い ・数字(フォロワー数など)で成果が明確にわかるため、達成感が大きい ・女性の在宅副業人気が高い |
50代の在宅副業の始め方

50代から始める在宅副業の具体的な3ステップをご紹介します。
- クラウドソーシングサイトに登録する
- プロフィールを作成する
- 案件選びのポイントを確認する
ステップ①クラウドソーシングサイトに登録する
在宅副業を始める最初のステップは、クラウドソーシングサイトへの登録です。クラウドソーシングサイトとは、仕事をお願いしたい企業や個人と仕事を探している人をWeb上で結びつけるサービスになります。
副業の初心者向けの簡単な案件から専門スキルを活かせる案件まで、幅広く掲載されているのでぜひ活用しましょう。おすすめのクラウドソーシングサイトは以下になります。
- クラウドワークス(業界最大手・案件数多い・初心者向き)
- ランサーズ(クラウドワークスよりも単価高めの案件多い)
- ココナラ(自分のスキルを商品として出品できる)
- ママワークス(専業主婦向け・完全在宅の仕事が多い)
- シュフティ(専業主婦向け・家事や育児の合間に副業できる案件多め)
まずはこれらのサイトに無料登録することから始めましょう。
ステップ②プロフィールを作成する
クラウドソーシングサイトの登録が完了した後は、プロフィールの作成をしましょう。発注者は、プロフィールを見て「この人なら信頼して仕事を任せられそう」と感じて初めて契約を検討します。
これまでの経験で培ったスキルや50代の豊富な人生経験が伝わるように、プロフィールを作成すると受注率がアップしますよ。よければ、以下のプロフィール見本を参考に作成してみてください。
【プロフィール見本】
①挨拶
プロフィールをご覧いただきありがとうございます。
◯◯の職員として〇年間働いている〇〇と申します。
②簡単な経歴
◯◯年◯月 〇〇系の大学卒業
◯◯〜◯◯年◯月 〇〇系の会社に勤務
③経験・資格
(自分が応募したい副業の内容に寄せて書くこと!)
以下は過去の経験と得意分野になります。
- 不動産系の会社に〇年在籍していたため、不動産に関する法律や具体的な事例に精通
- 社員数〇〇人の中で〇〇優秀賞を受賞
- 販売実績○位を経験・人事評価最高ランク(上位5%以内)
- 保有資格:〇〇
④稼働時間
平日:〇時間(00:00〜00:00) 土日:〇時間
返信は24時間以内で迅速に対応します。
⑤可能な業務
〇〇〇〇
⑥連絡ツール
Chatwork、Slack、Zoomなど柔軟に対応
⑦ポートフォリオや実績
URL・作品を載せる
ステップ③案件選びのポイントを確認する
50代から始める在宅の副業選びでは、自分の希望する働き方に適した案件選びが楽しく続けられるポイントになります。さまざまな在宅副業がありますが、中には報酬が極端に低いものや作業範囲が不明確なものも存在します。
ぜひ、案件を選ぶ際は以下のポイントを参考にしてください。
- 発注者の評価や過去の実績は十分か
- 仕事内容は明確か
- 納期にゆとりはあるか
- 報酬は作業内容に見合っているか
は必ず確認しましょう。特に初心者のうちは実績作りのために焦ってしまいがちですが、悪質な案件を避けるためにも、しっかりとした確認が不可欠です。
50代からの在宅副業の注意点

50代から始める在宅副業を安全・安心して続けるために、事前に知っておくべき注意点があります。
- 「簡単・誰でも・高収入」を謳う案件は避ける
- 個人情報の管理に注意する
- 年間所得が20万円を超えたら確定申告する
「簡単・誰でも・高収入」を謳う案件は避ける
「簡単・誰でも・高収入」といった、うますぎる話には注意です。これらの言葉で勧誘してくる案件は、詐欺である可能性が非常に高いため避けてください。常識的に考えて、特別なスキルや経験もなしに、誰でも簡単に高収入を得られる仕事は存在しません。
多くの場合、高額な初期費用や教材費を請求されたり、個人情報を不正に取得されたりする詐欺の入り口となっています。たとえば、「スマホをタップするだけで月収10万円」「SNSにコメントするだけの簡単作業」といった謳い文句は典型的な例です。少しでも怪しいと感じたら、絶対に応募しないようにしましょう。
個人情報の管理に注意する
在宅副業をする際は、Web上でのやり取りが中心となるため、意図せず個人情報が漏洩したり、悪用されたりするリスクがあります。信頼できる取引相手かどうかを慎重に見極めなければ、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性も……。
具体的な対策として、業務に不必要と思われる個人情報(免許証のコピーや家族構成など)の提出を求められた場合は、安易に応じてはいけません。セキュリティ意識を高く持ち、自己防衛を心がけましょう。
年間所得が20万円を超えたら確定申告する
副業で得た年間の所得が20万円を超えた場合は確定申告が必要です。会社員としての本業の給与については会社が年末調整を行ってくれますが、副業の所得は対象外です。副業での所得(収入から経費を差し引いた金額)が年間で20万円を超えたら、確定申告しましょう。
在宅副業を始めたら、日頃から収入と経費(パソコン代・通信費など)を記録しておくことをおすすめします。
50代の在宅副業に関するよくある質問

50代から在宅副業を始めるにあたり、多くの方が抱える疑問や不安についてお答えします。
- 専業主婦歴が長く、パソコンスキルに自信がなくても大丈夫ですか?
- 50代女性でも一生出来るおすすめの副業は何ですか?
- 50代からこそ、おすすめしない副業はありますか?
専業主婦歴が長く、パソコンスキルに自信がありません。
パソコンスキルに自信がなくても、50代から在宅副業は始められます。特別なスキルを必要としない副業は数多くありしますし、必要なスキルも学びながら身につけられます。
たとえば、データ入力やポイ活といった仕事は、基本的な文字入力ができれば問題なく始められますよ。長い専業主婦経験で培われた丁寧さや、きめ細やかな気配りは、仕事において強みとなります。自信を持って、まずは簡単な在宅副業から挑戦してみてはいかがでしょうか。
50代女性でも一生できるおすすめの副業は何ですか?
50代女性でも一生できるおすすめの副業は、体力的な負担が少なく、年齢を重ねることが強みになる在宅副業です。具体的には、経験を基にアドバイスをする在宅でのカウンセリングやコーチング・専門知識を文章にするWebライターなどが挙げられます。
ご自身の年齢や子育て経験などを「武器」に、在宅や好きな場所で働ける副業を選ぶことでやりがいを感じられるでしょう。
50代からこそ、おすすめしない副業はありますか?
体力的に大きな負担がかかる仕事や、高額な初期投資が必要な副業はおすすめしません。50代から始める在宅副業は、無理なく安全に続けられることが最も重要です。
回収できるかわからない高額な学びへの投資や初期費用は、のちのち大きな経済的負担につながる可能性も……。副業は「今の生活や未来を豊かにするための手段」ですので、経済的な安定を損なうリスクのある副業は避けましょう。
50代から始める在宅副業のまとめ
具体的なポイントは以下になります。
- 50代から始める在宅副業は、収入・働き方・キャリアの3つの面でメリットがある
- 50代からの在宅副業選びのポイントは、目的や目標の収入金額に適したタイプの働き方を重要視する
- 回収できるかわからない高額な学びへの投資や初期費用は、のちに大きな経済的負担になる可能性がある
- テレワークが浸透し、場所や時間に融通がつく今、体力的な変化を感じ始める50代にとって在宅副業は追い風である
50代から始める在宅副業はこれまでの経験を活かしながら、経済的な不安を解消でき、人生をより豊かにするためにおすすめです。本記事を参考に、ぜひあなたに適した在宅副業を見つけ、新しい扉を開いてくださいね。
YBSAでは、
・収入をもっと増やしたい
・セカンドキャリアを築きたい
・いつかは自分のビジネスを立ち上げたい
・何から始めればいいかわからない
そんなお悩みを持つ方に向けて、サポートを行なっています。
まずはLINE登録で、無料相談から始めてみませんか?